Vol.01 「メフィストの誘い」
(マノエル・デ・オリヴェイラ)

1997/2/10

Vol.02 「フィオナの海」
(ジョン・セイルズ)

1997/4/19

Vol.03 「オリヴィエ・オリヴィエ」
(アグニエシュカ・ホランド)

1997/6/17,21
(17日は県民文化ホール21日は中村市立文化センター)

Vol.04 「天国の約束」
(ジェームズ・フォーリー)

1997/9/5,6
(5日は県民文化ホール6日は安芸太平館)

Vol.05 「東京夜曲」
(市川準)

1997/10/17,18
(17日は県民文化ホール18日は安芸太平館)

Vol.06 「ウォレスとグルミット 危機一髪」
(ニック・パーク)

1997/12/4,7
(4日は県民文化ホール7日は安芸太平館)

Vol.07 「GO NOW」
(マイケル・ウィンターボトム)

1998/1/31,2/1
(31日は県民文化ホール1日は安芸太平館)

Vol.08 「NY検事局」
(シドニー・ルメット)

1998/3/21,21
(20日は県民文化ホール21日は安芸太平館)

Vol.09 「カップルズ」
(エドワード・ヤン)

1998/5/19,23
(19日は県民文化ホール23日は安芸太平館)

Vol.10 「ウィンター・ゲスト」
(アラン・リックマン)

1998/7/19,20
(19日は安芸太平館、20日は県民文化ホール)

Vol.11 「キャリア・ガールズ」
(マイク・リー)

1998/8/15

Vol.12 「草原とボタン」
(ジョン・ロバーツ)

1998/10/11,12
(11日は安芸太平館、12日は県民文化ホール)

Vol.13 「ウェルカム・トゥ・サラエボ」
(マイケル・ウィンターボトム)

1998/11/5

Vol.14 「ヴィゴ」
(ジュリアン・テンプル)

1999/1/25

Vol.15 イギリス カルト映画傑作選
 「バタフライ・キス」
 (マイケル・ウィンターボトム)

 「ウィッカーマン」
 (ロビン・ハーディ)

1999/2/2

Vol.16 「アイ・ウォント・ユー」
(マイケル・ウィンターボトム)

1999/5/10

Vol.17 「マイ・スウィート・シェフィールド」
(サム・ミラー)

1999/7/9,10
(9日は県民文化ホール10日は安芸太平館)
※安芸太平館は映写機の不調により途中中断

Vol.18 暑気払い、日米ホラー対決!
 「ブレイド」
 (スティーブン・ノリントン)

 「女優霊」
 (中田秀夫)

1999/8/13

第6回あたごファンタスティック映画祭
 「大阪物語」
 (市川準)

 「フェイス」
 (アントニア・バード)

 「ダーク・スター」
 (ジョン・カーペンター)

1999/9/10

Vol.19 モノクロームの誘惑と美学
 「トゥエンティフォー・セブン」
 (シェーン・メドウス)

 「マンハント」
 (フリッツ・ラング)

1999/10/27

Vol.20 「マイ・ネーム・イズ・ジョー」
(ケン・ローチ)

1999/11/20

Vol.21 「輝きの海」
(ビーバン・キドロン)

2000/1/8

Vol.22 「コキーユ 貝殻」
(中原俊)

2000/2/14

Vol.23 「地雷を踏んだらサヨウナラ」
(五十嵐匠)

2000/3/20

Vol.24 「ハイロー・カントリー」
(ステーブン・フリアーズ)

2000/4/14

あなたの知らないオーストラリア
 「ラブ・セレナーデ」
 (シャーリー・パレット)

 「ハーモニー」
 (マーク・ジョフィ)

2000/6/21

鯨も笑う高知コメディ映画祭
 「親指スター・ウォーズ」
 (スティーブ・オーデカーク)

 「親指タイタニック」
 (スティーブ・オーデカーク)

 「丹下左膳余話 百万両の壺」
 (山中貞雄)

 「ラブ・ゴーゴー」
 (チェン・ユーシュン)

2000/8/25

ぼくら20世紀の子供たち
 「アンダー・ザ・スキン」
 (カトリーヌ・アドラー)

 「がんばっていきまっしょい」
 (磯村一路)

 「イゴールの約束」
 (ルック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ)

2000/9/30

Vol.25 「ワンダーボーイズ」
(カーティス・ハンソン)

2000/11/15

Vol.26 「ひかりのまち」
(マイケル・ウィンターボトム)

2001/1/19

Vol.27 「オーロラの彼方へ」
(グレゴリー・ホブリット)

2001/3/6

Vol.28 「ヤンヤン 夏の想い出」
(エドワード・ヤン)

2001/5/25


「風花」
(相米慎二) ※高知シネマクラブと共催

2001/6/20

ネクスト・シリーズ1
 「この窓は君のもの」
 (古厩智之)

2001/6/30

Vol.29 「楽園をください」
(アン・リー)

2001/7/19

ネクスト・シリーズ2
 「ルイーズとケリー」
 (ジェーン・カンピオン)

2001/8/26

Vol.30 「東京マリーゴールド」
(市川準)

2001/10/12

Vol.31 「キシュ島の物語」
(モフセン・マフマルバフ他)

2001/11/19

Vol.32 「愛のエチュード」
(マルレーン・ゴリス)

2002/1/5

Vol.33 「いつまでも二人で」
(マイケル・ウィンターボトム)

2002/2/13

Vol.34 「みすゞ」
(五十嵐匠)

2002/3/9

Vol.35 「まぶだち」
(古厩智之)

2002/5/17

Vol.36 「シッピング・ニュース」
(ラッセ・ハルストレム)

2002/6/30

Vol.37 「ラッキー・ブレイク」
(ピーター・カッタネオ)

2002/9/22

Vol.38 「この素晴らしき世界」
(ヤン・フジェベイク)

2002/11/13

Vol.39 「酔っぱらった馬の時間」
(バフマン・ゴバディ)

2002/12/14

Vol.40 「ダーク・ブルー」
(ヤン・スウ゛ィエラーク)

2003/2/21

Vol.41 ネクスト・シリーズ3
 「home」
 (小林貴裕)

2003/4/19

Vol.42 「ブレッド&ローズ」
(ケン・ローチ)

2003/6/21

Vol.43 「めぐり逢う大地」
(マイケル・ウィンターボトム)

2003/7/22

Vol.44 「24アワー・パーティ・ピープル」
(マイケル・ウィンターボトム)

2003/8/29

Vol.45 「ヘウ゛ン」
(トム・ティクウ゛ァ)

2003/9/23

Vol.46 「幼なじみ」
(ロベール・ゲディギアン)

「スウィート・シクスティーン」
(ケン・ローチ)

2003/10/25

Vol.47 「アイリス」
(リチャード・エア)

2003/11/26

Vol.48 「人生は、時々晴れ」
(マイク・リー)

「ぷりてぃ・ウーマン」
(渡邊孝好)

2003/12/11

Vol.49 「名もなきアフリカの地で」
(カロリーヌ・リンク)

2004/1/22

Vol.50 「風と共に散った学校」
(モフセン・マフマルバフ)

「イン・ディス・ワールド」
(マイケル・ウィンターボトム)

2004/2/25

Vol.51 「ムーミン・パペット・アニメーション 第1・2・5章」
(ルツィアン・デンビンスキ他)

「老人と海」
(アレクサンドル・ペトロフ)

2004/3/27

Vol.52 「復活」
(パオロ&ウ゛ィットリア・タウ゛ィアーニ)

2004/4/24

第1回高知ファンタスティック映画祭
 「アンダーワールド」
 (レン・ワイズマン)

 「冬の日」
 (ユーリ・ノルシュタイン他)

 「ホフマン物語」
 (マイケル・パウエル)

2004/5/23

Vol.53 「美しい夏 キリシマ」
(黒木和雄)

2004/6/27

Vol.54 「我が故郷の歌」
(バフマン・ゴバディ)

2004/8/29



Vol.55 「みなさん、さようなら」
(ドゥニ・アルカン)

「ぼくは怖くない」
(ガブリエーレ・サルヴァトーレス)

2004/9/28

Vol.56 ぼくセザール 10歳半 1m39cm
(リシャール・ベリ)

2004/10/9



Vol.57 「私が愛したギャングスター」
(サディウス・オサリヴァン)

マグダレンの祈り
(ピーター・ミュラン)

2004/11/18

Vol.58 油断大敵
(成島 出)

2004/12/16

Vol.59 ドリーマーズ
(ベルナルド・ベルトルッチ)

2005/1/25

Vol.60 白百合クラブ 東京へ行く
(中江 裕司)

2005/2/13

Vol.61 父、帰る
(アンドレイ・ズビャギンツェフ)

2005/3/20

Vol.62 ビハインド・ザ・サン
(ウォルター・サレス)

2005/4/16



Vol.63 「息子のまなざし」
(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ)

堕天使のパスポート
(スティーヴン・フリアーズ)

2005/5/22

Vol.64 運命を分けたザイル
(ケヴィン・マクドナルド)

2005/6/28

Vol.65 故郷の香り
(フォ・ジェンチイ)

2005/7/22

Vol.66 カナリア
(塩田 明彦)

2005/8/27

Vol.67 ベルンの奇蹟
(ゼーンケ・ヴォルトマン)

2005/9/16

Vol.68 やさしくキスをして
(ケン・ローチ)

2005/10/25

Vol.69 ジョヴァンニ
(エルマンノ・オルミ)

2005/11/16

Vol.70 クレールの刺繍
(エレオノール・フォーシェ)

2005/12/15

Vol.71 亀も空を飛ぶ
(バフマン・ゴバディ)

2006/1/20

Vol.72 「スクラップ・ヘブン」
(李 相日)

2006/2/24

Vol.73 「灯台守の恋」
(フィリップ・リオレ)

2006/3/17

Vol.74 「ブレイキング・ニュース」
(ジョニー・トー)

2006/4/22

Vol.75 「歓びを歌にのせて」
(ケイ・ポラック)

2006/5/16

Vol.76 「美しき運命の傷痕」
(ダニス・タノヴィッチ)

2006/6/25

Vol.77 「白バラの祈り」
(マルク・ローテムント)

2006/7/11



Vol.78 「埋もれ木」
(小栗 康平)

らくだの涙
(ビャンバスレン・ダバー&ルイジ・ファロル)

2006/8/30

Vol.79 「グッドナイト&グッドラック」
(ジョージ・クルーニー)

2006/9/19

Vol.80 「ココシリ」
(ルー・チューアン)

2006/10/17

Vol.81 「美しい人」
(ロドリゴ・ガルシア)

2006/11/9

Vol.82 「ストロベリー ショートケイクス」
(矢崎 仁司)

2006/12/19

Vol.83 「弓」
(キム・ギドク)

2007/1/19

Vol.84 「ジャスミンの花開く」
(ホウ・ヨン)

2007/2/27

Vol.85 「麦の穂をゆらす風」
(ケン・ローチ)

2007/3/15

Vol.86 「敬愛なるベートーヴェン」
(アニエスカ・ホランド)

2007/4/27

Vol.87 「みえない雲」
(グレゴール・シュニッツラー)

2007/5/22

Vol.88 「ヘンダーソン夫人の贈り物」
(スティーヴン・フリアーズ)

2007/6/15

Vol.89 「サラバンド」
(イングマール・ベルイマン)

2007/7/19

Vol.90 「トランスアメリカ」
(ダンカン・タッカー)

2007/8/28

Vol.91 「今宵、フィッツジェラルド劇場で」
(ロバート・アルトマン)

2007/9/14

Vol.92 「サイドカーに犬」
(根岸 吉太郎)

2007/10/16

映画ウィーク・オフシアターパラダイス
 「秒速5センチメートル」
 (新海 誠)

2007/11/12-14

Vol.93 「魔笛」
(ケネス・ブラナー)

2007/11/21

Vol.94 「あしたの私のつくり方」
(市川 準)

2007/12/19

Vol.95 「アフター・ウェディング」
(スサンネ・ビア)

2008/1/29

Vol.96 「長江哀歌」
(ジャ・ジャンクー)

2008/2/27

Vol.97 「僕のピアノコンチェルト」
(フレディ・M・ムーラー)

2008/3/19

Vol.98 「やわらかい生活」
(廣木 隆一)

2008/4/23

Vol.99 「勇者たちの戦場」
(アーウィン・ウィンクラー)

2008/5/28



Vol.100 「君の涙 ドナウに流れ」
(クリスティナ・ゴダ)

「ある愛の風景」
(スサンネ・ビア)

2008/6/24
ミカエルが命じられて無線係を鉄棒で殴り殺す場面で、ムカデを殺すときのことを思い浮かべました。虫でも殺す感触はイヤなものやのに、自分が生きるために味方の人間を自分の手で殺してしまったことは簡単に忘れられんし、乗り越えられんやろう、と思います。自分のためでも、攻撃の応酬はイヤです。事態が泥沼化するだけ。(アンケートより)


「ドナウに・・・」しかまだ見ていませんが、涙が止まりませんでした。史実だから余計に重く感じるのかもしれませんが、オリンピックやスポーツも平和でないとできないことを、北京を前に感じています。(アンケートより)

Vol.101 「ジェリーフィッシュ」
(エトガー・ケレット、シーラ・ゲフェン)

2008/7/29
途中ほんの少し居眠りして、わけわからなくて2度見させていただきました。話は3つの話が織りまぜられていて、平凡な普通の人生の中での苦しい生活や思いが描かれ、心理描写がうまかった。最後までわからなかったのは、アイスクリームのおじさんと、浮き輪をした女の子のことでした。多分、何か人間の心の奥のヒダにある漠然とした思い出や心もとなさの象徴なのかな?と思いました。(アンケートより)

Vol.102 「4ヶ月、3週と2日」
(クリスティアン・ムンジウ)

2008/8/26
自分勝手な自己中が多い中、自分の恋人との関係まで忘れて友人のために尽くす主人公に感激しました。息をのむ展開、よくあるであろう題材に一石を投じた作品ですね。(アンケートより)

Vol.103 「MONGOL」
(セルゲイ・ボドロフ)

2008/9/25
久々に壮大な映画を見ました。幾つもの国と人をまきこんで、今でもこんな映画が出来るのが感激でした。(アンケートより)

Vol.104 「シークレット・サンシャイン」
(イ・チャンドン)

2008/10/29
重いテーマ。彼女に救いはあるのか? かすかな救い(ソン・ガンホ)が希望。イ・チャンドンの作品は「オアシス」「ペパーミント・キャンディー」とこれで3作目。今回も観て疲れた。(アンケートより)

Vol.105 「きみの友だち」
(廣木 隆一)

2008/11/25
全然期待していなかったけど、来て良かった。現代の少年たちの(大人も)孤独が良く描けている。自分らの頃もこうだったのかなあ。(50代)(アンケートより)

Vol.106 「雲南の花嫁」
(チアン・チアルイ)

「トキワ荘の青春」
(市川 準)

2008/12/19
「トキワ荘」良かったです。夕食の約束を守れなかった手塚治虫が出前の差し入れをするシーン。ちょっと泣けました。学生時代の下宿があんな感じだったので、ものすごく身近に感じられました。(アンケートより)

Vol.107 「歩いても 歩いても」
(是枝 裕和)

2009/1/21
本当の家族の映画を観たと思いました。家族の中にある妬みやちょっとした悪意、愛情、すべてが“本当”でした。“いつも少し間に合わない”というのも実感でした。そして、両親に対してちょっとは間に合いたいと思いました。(アンケートより)


前半、樹木希林さんの母親とYOUとのおしゃべりがえんえんと続くとこ、ちょっと退屈な気もしたけれど、実際、実家に帰ったときの私と母のおしゃべりもこれに近く、楽しいようなわずらわしいような・・・リアルだったと言えるかも。泊まった夜の阿部パパと息子の行動、「素直じゃないんだから」と可笑しくかわいかった。ラストのお墓参り、こんなふうにいろんなもの抱えながら、上手くやれないまんま「家族」は続いていくんだなあとちょっと切なく優しい気分になりました。(アンケートより)

Vol.108 「この自由な世界で」
(ケン・ローチ)

2009/2/25
ヒロインたちの激しさ、善良さ、頭の良さ、思慮の足りなさ、その他・・・いつもながらそういう“リアル”な人間模様を見ながら、(映画の出来不出来、etcよりも)「貧困」について考えました。(アンケートより)

Vol.109 「つぐない」
(ジョー・ライト)

2009/3/19
時間が前後する作品は、流れが分からなくなって戸惑うのでちょっと苦手です。戦場であんなに衰弱していたロビーが、次の場面ではキレイな顔してどこかのアパートにいて??となりましたが、作家になったブライオニーの回想+創作だったのですねー。最後まで見て、「つぐない」の意味がやっと分かりました。ブライオニーもロビーのことが好きやっただけやのに、一度の過ちがあんな悲劇を招くとは。(アンケートより)

Vol.110 「エグザイル/絆」
(ジョニー・トー)

2009/4/28
ふだんアクションものは守備範囲外ということにしてあまり好んで見る方ではないのですが、面白かったです。チラシに、この作品には脚本がない、とありましたが、そんな行き当たりバッタリなことで人が観るにたえうる作品ができるんやろか??と思いながら来ました。出てくる人も多くて、登場人物を把握するのもやっとじゃ?と思っていましたが、先にチラシでザッと主要人物を見ていたので、人物がこんがらがることなくストーリーを楽しめました。(アンケートより)

Vol.111 「エレジー」
(イサベル・コイシェ)

2009/5/27
今の生き方で後悔しないか?と自問した。愛するという事をもう一度考えてみたいと思った。(アンケートより)

Vol.112 「ロルナの祈り」
(ジャン=ピエール & リュック・ダルデンヌ)

2009/6/17
ロルナ、クローディらの心境・情動は痛いほど伝わってきた。登場人物全てが、“演じている”と全く感じさせない素晴らしく自然な立ち居ふるまい。生きた人間の姿を存分に感じました。一言で“美しい”と言えない、愛の複雑さ、難しさ、“愛しさ”を見る事ができ、大変良かったです。(アンケートより)



Vol.113 「シークレット・サンシャイン」
(イ・チャンドン)

チェチェンへ アレクサンドラの旅
(アレクサンドル・ソクーロフ)

2009/7/29
「チェチェン」は戦士達の日常生活を垣間見る事ができ、又主演女性は以前NHKTVでチェロリストのロストロポーヴィチ夫人としてある番組で出演していたのを思い出した事でした。「シークレット・サンシャイン」は、ラストシーンのしばらく続く場面については、私の中では難解でした。主演女優・男優2人の演技力は少しの間も飽きさせる事のない見事なもので、この映画のテーマと共に非常に考えさせられるものがありました。(アンケートより)

Vol.114 「その土曜日、7時58分」
(シドニー・ルメット)

2009/8/27
重苦しい気分になった。一言で言うと悲惨。“お金が必要”という一点で軽い気持ちで計画した両親の宝石店への強盗が、よもやこんな結果を引き起こすことになるとは。お父さんはかつてどんなことをしていたのか、詳しくは語られなかったけど、断ち難い負の連鎖。コミカルとは対照的な超シリアスな作品。(アンケートより)



Vol.115 「その木戸を通って」
(市川 崑)

「トゥヤーの結婚」
(ワン・チュアンアン)


2009/9/25
生きているだけで楽しいことが沢山あるなあと思わされる映画でした。(アンケートより)


「トゥヤーの結婚」が良かった! 彼女の考えていることがそのまま伝わってくるようでした。人間の描き方が辛辣じゃないところも好きです。(アンケートより)

Vol.116 「マン・オン・ワイヤー」
(ジェームズ・マーシュ)

2009/10/30
世の中には、意味がなくて役に立たないものもあっていい、やっていい、そういうことを感じさせられました、まあ、しかし誰彼もが彼のような生き方はできないですね。一般的な価値観で彼を見れば相当ずれている。でも、やろうとしていることが明確で、その変人の彼の計画に大真面目に協力する友人たちがいる。奇をてらったことをする変わり者、と彼を知らない多くの人が思ったとしても、彼はアーティストなのだと思います。少なくとも、彼は挑戦し続けることで自分自身と戦っている。(アンケートより)

Vol.117 「ディファイアンス」
(エドワード・ズウィック)

2009/11/17
ナチスと闘ったユダヤ人がいたということを初めて知りました。民族の悲哀も感じました。しかし、今イスラエルがパレスチナでしていることは、自分たちがナチスにこうむったことと同じ様に思えます。歴史を教訓にして生きるということは、本当に難しい。(アンケートより)

Vol.118 「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」
(ニック・パーク)

2009/12/22
「ウォレスとグルミット」、初めて見ました。いろんな映画の場面が出てきて、(グルミットはカッコよくて)面白かった〜。観客の皆さんが声を立てて笑ってらしたのも印象的。(アンケートより)

Vol.119 「あの日、欲望の大地で」
(ギジェルモ・アリアガ)

2010/1/22
久々に、入り込んで観れる映画を見ました。内容は倫理観を問われる映画だけど、映画として純粋に楽しめました。時間軸が、これはいつ、という字幕が入らないで頻繁に前後するので、切り替えが難しかったですが、シルヴイア(マリアーナ)の少女時代を演じた子の火をつけて燃え上がった瞬間の表情の演技が最も印象に残りました。セリフがないのに言葉(思い)が伝わってきた。(アンケートより)

Vol.120 「セントアンナの奇跡」
(スパイク・リー)

2010/2/16
とても考えさせられました。味方にもイヤな奴も居れば、敵にも良い人も居たりと・・・かつての戦争映画のような単純さがない分、上映時間も長くなるけど、見応え十分でした。(アンケートより)

Vol.121 「戦場でワルツを」
(アリ・フォルマン)

2010/3/11
映画作成(自己の過去の追求)により、虐殺へのざんげをしていると思う。アニメの最后のみ実写を入れている所により真実味を出したかったのだろう。「おくりびと」よりも、こちらを選ぶべきだと思う。比ではない。(アンケートより)

Vol.122 「懺悔」
(テンギズ・アブラゼ)

2010/4/27
寓意に満ちた映像と、最后まで観る者をはぐらかす筋立てと、非常に印象深い作品でした。先日、あとに何も残らない「映画」(因みに邦画です。やつぱりというか。)を見てしまったものですから、尚更です。(アンケートより)

Vol.123 「しあわせのかおり」
(三原 光尋)

2010/5/25
空腹で来た人には目の毒です(笑)。あぁー、おいしそうやったー。最初の方、どこの言葉やろう・・・?と思いながら見ていました。金沢が舞台やったんですね。東京言葉とも関西弁とも違う。金沢が舞台で地元のイントネーションも出てくる映画はたぶん初めて見ました。映画の作りは正直、私の好みではないのですが(意外性のある、テンポの良い作品が好きなので)王さんと貴子、お互いが影響し合ってこれからも頑張って生きていこう、という希望がじんわり伝わってくる良い作品やと思います。(アンケートより)

Vol.124 「カティンの森」
(アンジェイ・ワイダ)

2010/6/29
何でもないようなこと、ひとつひとつに、当時のポーランドの事情、立場が透けて見えるというか、作った人の伝えたいこと、その伝え方のさりげなさ、辛抱づよさに胸がつまりました。ソ連が何のためにああいうことをしたのか・・・という事とは別に、なぜか人間というのはこういう生き物で、ポーランド、ソ連(あるいはドイツ)だけの話ではないことが強く感じられて、これまでに見たワイダ監督の作品の中で、最も生々しく、かつ最も冷静、辛抱強い映画のような気がしました。(アンケートより)

Vol.125 「フローズン・リバー」
(コートニー・ハント)

2010/7/28
時間があったので歩いたのが間違いでした。土砂降りになり、ズブぬれでおまけに遅刻。零下20゜C ということはありませんが、“Frozen River”の寒さを体感しながらの鑑賞でした。でも、「暖かい、いい映画」だったと思います。2人の母親のどちらにも共感するものがありました。上の息子にも、あの警官にも、あの終わり方にも、現実の寒さ、厳しさとは対照的な暖かさを感じたのだと思います。(アンケートより)



Vol.126 「ヴァイブレータ」
(廣木 隆一)

「クリーン」
(オリヴィエ・アサイヤス)


2010/8/19
寺島さんに魅かれて観に行きましたが、同じくらい大森さんもよくて嬉しい誤算。そんなことあるか!?と思う気持ちの隅に、共感できて泣いている私もいて、いろんなことを思い出した作品でした。観てよかった!!(アンケートより)

Vol.127 「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」
(ジョニー・トー)

2010/9/3
父親の復讐心が3人の男たちに伝わり、そのため組織から狙われながら、約束を果たした3人は男気がある心の優しい3人だと思って見ました。(アンケートより)

Vol.128 「孔雀」
(クー・チャンウェイ)

2010/10/21
ロバート・アルトマンの撮影監督を務めたこともあるリー・チャンウェイの第1回監督作品らしく、家族一人ひとりのエピソードを綴る視点は、アルトマンの影響か、従来の家族映画とは一線を画してシニカルで乾いている。最後に登場する、なかなか羽を広げない孔雀に助演動物賞をあげたいという声もあった。(主催者)

Vol.129 「めざめ」
(デルフィーヌ・グレーズ)

2010/11/17
何とも珍妙な作品だった。闘牛士の肝臓を一突きした牛が解体され、角やら骨やら目玉やらが色んな人のところへ渡る。その色んな人の人生の一コマが、間延びしたテンポで描かれる。当人たちにとってはアイデンティティに関わるような深刻な事柄が、とぼけた調子で描かれており、私には若干笑えた。『バベル』や一連のキェシロフスキ監督作品のように「みんな、どこかでつながっている」というようなことを描きたかったのかもしれない。(アンケートより)



Vol.130 「電信柱 エレミの恋」
(中田 秀人)

マリといた夏
(イ・ソンガン)

2010/12/16
「電信柱エレミの恋」、映画としては短いですが、心に染みます。“そんなバカな”と思われそうな設定やのに、ものすごく真面目に描かれていてよかったです。1960〜70年代の感じがよく出ていていいですねー。多くの人のイメージする60〜70年代はこんな感じなんやーと、自分のイメージとも合っていて懐かしい気持ちにもなりました。(アンケートより)

「マリといた夏」、風景や幻想的なシーンの絵がすごくキレイ。ちょっと、韓国版「もののけ姫」?と思いました。ソウルに行くことになっていたのはジュノの方やったんですね。(主人公の方だと、大分長いこと思っていました)

Vol.131 「アイガー北壁」
(フィリップ・シュテルツェル)

2011/1/26
はずした一つのザイル、助けようとした一つの命、悪天候とわかりながら登頂した2人、助けなければ登れたかもしれない。ザイルを抜かなければ簡単に帰れた。本当に何もかも運命の糸に操られてしまった。面白かったですというより、一つの教訓になりました。本当に素晴らしい映画でした。(アンケートより)

Vol.132 「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」
(ハル・アシュビー)

2011/2/28
奇想天外で面白かった。高齢になっても、自分を自由にしておけばいつまでも若いときの表情でいられるというのが発見だった。(アンケートより)

なんだかよくわからない部分もあったけど、ハロルドがこれからしっかり生きていくことができると確信しました。モードに会ってみたい!!(アンケートより)

Vol.133 「トロッコ」
(川口 浩史)

2011/3/16
芥川龍之介の短編小説を基にした作品、ということで同じく芥川龍之介の小説を基にした「南京の基督」を見たことを思い出しました。台湾のお年寄りは日本語を話せる人が多い、日本人に友好的だということは、普段は観光に行くのに都合がいいことのように思っていますが、なぜ話せるのか、それれぞれの心中は、ということまでイメージする必要があると思います。今回チラシの1シーンはとても素敵ですね。緑の中のトロッコと2人の少年。これを見ているだけでも癒される気がします。(アンケートより)

Vol.134 「約束の葡萄畑」
(ニキ・カーロ)

2011/4/29
この作品からは、見ている間いろんなことを考えさせられました。登場人物、出来事を実際の周りの人や出来事に引き寄せてみたり。オーロラも伯爵も単なるヒールではなく、人間味のある人物として描かれていて好感持てました。ワインと同じで味わい深い作品ですよね。(アンケートより)

Vol.135 「シチリア!シチリア!」
(ジュゼッペ・トルナトーレ)

2011/5/26
とても個人的な映画を観ている気がしました。でもこれくらい「故郷」や「家族」との距離がきちんと定まっている人が描き出す風景を、美しい音楽と共に観ているのは、素直に心地良かったです。(アンケートより)

Vol.136 「人生万歳!」
(ウディ・アレン)

2011/6/28
主人公がウッディ・アレンに見えて困りました。(アンケートより)

主人公が理屈っぽくて、見ていて面白い人物ではないですね。ウッディ・アレン映画はこういう感じのが多いのでしょうか? 私はそんなに多く見たことないのですが。どんどん状況が変化していく映画の方がいいなあ。(アンケートより)

Vol.137 「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」
(サラ・ポーリー)

2011/7/20
人は長年一緒に暮らしていても、それほど近い距離で相手を見てきたと思っていても、お互いのことを本当に知らないものなのだなあ・・・と思いながら観ていました。でも「老い」は有無を言わさず人を前に押し出す・・・とも。(アンケートより)

Vol.138 「テンペスト」
(ジュリー・テイモア)

2011/8/25
映像、音楽、衣装、どれもすばらしかったです。変わっているけどスゴイ映画。ヘレン ・ミレンもステキです。(アンケートより)

まとまった感じなし。何を云いたいのか。(アンケートより)

コスチューム映画が好きなので、衣装が良かった。映像が美しかった。(アンケートより)

Vol.139 「100歳の少年と12通の手紙」
(エリック=サマニュエル・シュミット)

2011/9/14
深刻なテーマなのに、重くならずコミカルな部分も沢山あり、とても深い作品でした。(アンケートより)

へたをすると安っぽい「お涙頂戴」になるところを、これはまさに“フランスのエスプリ”ですね。見事にまとめていました。「僕たちは皆、何か生きるよすがとなるような神話を必要としている」〈村上春樹〉(アンケートより)

Vol.140 「太陽の雫」
(イシュトヴァン・サボー)

2011/10/20
心にど〜んと重く残りました。帰ってからも頭からいろいろな場面が離れませんでした。ヨーロッパってすごい! ユダヤ人って悲しい。(アンケートより)

ユダヤ系の欧州での境遇、日本人には理解しにくい。この点が本作品を鑑賞する上で私には垣根となっている。壮大なドラマも、100年の物語をコンパクトにつめこみすぎた感があり、「薬草酒」のレシピの伝えるものの意味も最後にとってつけたようで・・・。ブダペストの美しい景観、コスチュームなど褒めるエッセンスは多々あるが、秀逸なキャストだけにやや惜しまれる。(アンケートより)

Vol.141 「誰がため」
(オーレ・クリスチャン・マセン)

2011/11/9
とかくレジスタンスの映画は、陰惨なものになりやすいのか。ナチス占領下では、武器などの物量的にも、人員的にも圧倒的な差があり、占領軍は訓練された兵士であるが、レジスタンスを行うのは一般市民である。また、いつ捕まって拷問にかけられるかわからないので、末端の者には組織の全容を知らされていない場合が多い。そうした中で、メンバーもおのずと疑心暗鬼にかられ、仲間割れや裏切りが生まれる。連合軍との関係など、背景の判りづらさがあったが、主人公二人の人物像に魅力があった。(主催者)

Vol.142 「127時間」
(ダニー・ボイル)

2011/12/21
開始早々からずっとドキドキしっぱなしでした。(実話だということも、大体の内容も目に入ってしまっていたのですが。)あの、じっとそばで見ていた男の子や、(おそらくは生まれて初めて?の)“ヘルプ・ミー”が胸に痛いです。(アンケートより)

Vol.143 「君を想って海をゆく」
(フィリップ・リオレ)

2012/1/20
主人公シモンがなぜ水泳の大会を欠場したのか、なぜ離婚に至ったのか、etcの事情を全く説明していないけれど、なんとなくワカルような気もして・・・。クルド人の男の子についても、助けになっているようないないような・・・何だかウロウロボヤボヤしているだけのような・・・そういうシモンに親近感を持って、ずっと観ていた感じです。(それにしても原題の“Welcome”が凄い。ドアマットほどの歓迎でさえないシステムと、そうせざるを得ないイギリスやフランスの事情・・・日本にいると実感しにくいテーマを考えさせてもらいました。)(アンケートより)

Vol.144 「素晴らしい一日」
(イ・ユンギ)

2012/2/24
地味だが、現在の国の事情の中にカメラを置き、人間同士の何気ない会話の中に真実というか、人間性を追及した佳作と思う。(アンケートより)

以前観た邦画の「転々」のラブ・ストーリー版を見ているような気がしました。女優さんが好きで楽しみにしていたんですが、今回も良かった〜。(地下鉄で泣き出す気持ち、よくわかります。)(アンケートより)

Vol.145 「家庭の庭」
(マイク・リー)

2012/3/16
信頼しあっている仲のいい夫婦トムとジェリーがいるから、メアリーの側のドラマが際だっている。メアリーが幸せになるためにはどうすればいいのか、答えの与えられないドラマではあるけれど、人間が遭遇するドラマは、その人の人間性に起因していることがよくわかる。俳優たちの演技のアンサンブルが、何と言っても素晴らしい。 (主催者)

Vol.146 「ラビット・ホール」
(ジョン・キャメロン・ミッチェル)

2012/4/20
タイトルの「ラビット・ホール」は、加害者の少年の描いた漫画のタイトルであり、不思議の国のアリスの落ちこむ異世界への入り口でもある。突然、息子を交通事故によって失った夫婦の心情は、まさに信じられない、信じたくない世界に落ちこんだ気分だったろう。夫婦の喪失と再生を繊細に描いて、説得力のある作品。(主催者)

Vol.147 「ペーパーバード 幸せは翼にのって」
(エミリオ・アラゴン)

2012/5/24
感動の涙は、世界の共通言語なんだなあ。中国や韓国の映画を見ると、アジアの人々のどちらかと言うと悲劇好きを感じてきたが、スペインの人も涙を流すのは嫌いではない。現実の辛さは、共感の涙で押し流すのが一番?(主催者)

Vol.148 「ウィンターズ・ボーン」
(デブラ・グラニック)

2012/6/28
こういう映画が出てくるから、インディペンデント系といってもあなどれない。お金をかけなくても、有名俳優が出なくても、優れた映画を作れることを証明してくれる。マイナーな作品にスポットをあて続けてくれているサンダンス映画祭に賛辞を送りたい。(主催者)

Vol.149 「人生に乾杯!」
(ガーボル・ロホニ)

2012/7/24
老夫婦のしたことは社会常識としては良くないことだけど、生きるために苦肉の策だったのでしょう。ひもじい子供が食物を盗んで食べるようなものだと思います。81才の夫に寄り添う70才の妻のしぐさに心打たれました。(アンケートより)

Vol.150 「天国の日々」
(テレンス・マリック)

2012/8/28
R・ギアが好きなので観に来ました。どうしてDAYS OF HEAVENなのかしら? あの黄金色のとてつもなく広い麦の畑が天国の希望の光なのかしら? どうしてR・ギアがずっと普通の青年の顔なのかしら?と思ってみていました。美しい畑、燃える畑、3人の顔、エンドの言葉が心に残ります。妹が幸せになってほしいと思いました。(アンケートより)

Vol.151 「ポエトリー アグネスの詩」
(イ・チャンドン)

2012/9/15
エンディングまで没頭して観ていました。この監督さんの作品の中で一番好きかもしれません。(66才のヒロインは、なんだか自分を見ているようで・・・困り?ました。)私は「詩」は「社交」とは対極にあるものだと思いますが、それも含めて詩というものについて考えさせられました。(アンケートより)

暗そうで気が進まないと思って見たのですが、予想を裏切って素晴らしい映画でした。淡々と、泣きわめいたり怒鳴ったりする場面などなく、ひきこまれました。時間が長いとは全く考えず、のめりこみました。俳優も皆すばらしい。(アンケートより)

Vol.152 「汽車はふたたび故郷へ」
(オタール・イオセリアーニ)

2012/10/30
物語の最後に登場する黒い人魚−あれは、何だったのか? 牧歌的で素朴と評されるイオセリアーニの作風とは裏腹に、亡命してパリで暮らす彼の、故郷グルジアに対する“喪失”や“断念”の表象ではなかったか?(主催者)

Vol.153 「ジェーン・エア」
(キャリー・ジョージ・フクナガ)

2012/11/30
※坂本千代神戸大学教授の講演付き
本では何回か読んでいましたが、映画は初めてでした。ローソクの使用や景観もイギリス的で、雰囲気がよく出ていると思いました。

原作と少し違っていたけれど、ジェーンの強さと純粋さを忠実に表現できていて良かったです。離れているふたりの魂が感応し合い、幻のロチェスターの声にジェーンが返事をする場面がもう少し強く表現されていたら、もっと胸をしめつけられたことでしょう。

Vol.154 「それでも、愛してる」
(ジョディ・フォスター)

2012/12/13
予想に反して、全くといっていいほど“コメディ”ではなく、後半はほとんどホラーに見えてきました。それも、荒唐無稽な設定?に見えるのに、とてもリアルな怖さというか・・・。「うつ」のオソロシサ(これはM・ギブソンの実体験も生きているのかな?)と、父親と息子という“親子関係”の難しさ、根の深さ・・・。でも、私にとってはとても面白い作品でした。

Vol.155 「オレンジと太陽」
(ジム・ローチ)

2013/1/17
・映画を通じて、人の悲しみや苦痛をこれほど感じられるものに、今まで出逢ったことがなかったので、とてもよい機会を頂きました。(アンケートより)

・冒頭から終始感じられる演出のデリケートさにも驚きました。久しぶりにスクリーンで映画をみたこともあるかもしれませんが、早々と2013年のベスト○○に入る作品をみてしまった気がします。“I'm nobody”という言葉が、本当に辛く感じました。(アンケートより)

Vol.156 「かぞくのくに」
(ヤン・ヨンヒ)

2013/2/21
・北朝鮮の国の有り方に改めて考えさせられます。今また核実験やミサイル等の問題があり、危惧される世情です。北の体制はやがて変革されると思いますが、批判すら出来ない中での国民の生活は大変です。(アンケートより)

・良いとか悪いとか言えない。何とも言えない恐ろしさ。たまらなさ。「映画」として観られなかった。(アンケートより)

Vol.157 「ソハの地下水道」
(アグニェシュカ・ホランド)

2013/3/15
・最初、暗いし人の見分けがつかないし、名前も顔も覚えられないしで、ちょっと困っていたのですが、見ているうちに「これは、占領・ホロコースト・地下の下水道を“体験”させる映画なんだ」という気がしてきました。今の時代になって、こういう題材を使ったものを日本人の私が見ていても、ソハが(その妻も)ごくごく普通の庶民なので、「こういう時代を一生懸命生きた、ひとりの人間」という普遍性を感じました。「イスラエルは6000人のポーランド人に感謝した」という最後の記述に、そんなにたくさん協力者がいたんだ・・・とも。様々な意味で「人間」を感じて、今の自分には良かったです。(アンケートより)

Vol.158 「ふがいない僕は空を見た」
(タナダユキ)

2013/4/25
種類は違うけれど、生きていると苦しいことが起こる。卓巳くんは歩き始めることができてよかった。福田くんは抱えている負が多すぎて大丈夫かしら・・・。卓巳くんのコピーをばらまいたことをどうやって心の中でクリアしていくんだろうか。自分の中の「負」についても考えさせられた。生まれたから、生きていくんですね。(アンケートより)

Vol.159 「愛する人」
(ロドリゴ・ガルシア)

2013/5/30
様々な女性の生き方が複合的に描かれる。ロドリゴ・ガルシア作品なので、単なるヒューマンドラマではなく、養子をもらうことに協力的だったはずの夫が心変わりしたり、養子を出すことに積極的だった母親が、子どもを生んだ途端に出せなくなったり、エリート弁護士のエリザベスが、隣人の幸福そうな夫を誘惑する魔性の部分も見せる。なかなか人間の心理は複雑で、一筋縄ではゆかない。(主催者)

Vol.160 「東ベルリンから来た女」
(クリスティアン・ペッツォルト)

2013/6/251
・淡々と(というか、素っ気なく)ヒロインの日常が描写されて、一体どうなるのかなあ・・・と思いながらずっとみていました。強い風と大きな十字架と、自転車に乗る(とても似合う)彼女の姿が印象的でした。ラストの彼女の顔・表情と対照的で、あのラストはとても良かった!(アンケートより)

・旧東独らしいテーマでした。「義務」があるという点は、まさしくです。当時、医者と言えば高地位にいて亡命もできる位置でした。問題点をはっきり明示しない、独らしい映画でした。(アンケートより)

Vol.161 「最終目的地」
(ジェームズ・アイヴォリー)

2013/7/26
・さまざまなことを想像させる映画で、面白かった!! 南米の富裕な外国人たちの周囲の風物、風景、音楽etcが心地良く、「抜け出せなくなる」感じがよくわかりました。俳優さんたちが実年齢よりずっと若い役柄だった気がしますが、物語の風合いにあっていて、違和感がなかったのにも感心しました。(アンケートより)

・アンソニー.ホプキンス・・・年齢を重ねるごとにすばらしい。内容も良かった。久しぶりに見た秀作だと思う。(アンケートより)

Vol.162 「もうひとりのシェイクスピア」
(ローランド・エメリッヒ)

2013/8/16
・エリザベスI世と貴族、シェイクスピア、庶民などの関係性、時代背景がとても丁寧に描かれていたと思います。(アンケートより)

・最初は人の顔や人間関係がなかなか頭に入らなくて、とにかく一生懸命観ていました。そのうち、これまで観たエリザベスIの映画やドラマが記憶に登ってきてくれて、少しずつ全体像がわかってきました。時代がしょっちゅう前後するなど、「親切じゃないな〜」と思いましたが、映画としては私はとても面白かった!あの、ムチモーマイ?なシェイクスピアもなんだかリアルで、エリザベスI世の老いた姿も名演だと思いました。(アンケートより)

Vol.163 「ハナ 奇跡の46日間」
(ムン・ヒョンソン)

2013/9/27
・感動をありがとう。やっぱり来て良かった。“ラリー”には力が入りました。南北統一の実現をぜひ、指導者達は真剣に考えてほしい。1993年来、再会を果たしていないというチームメンバーが、せめて電話で交流できればと、この悲しい現実が悔しい。映画の中で選手が、豊かでなくても祖国が良いと言った国を思う気持ちが心に残りました。(アンケートより)

・何より、“スポーツ”の良さ!を感じました。決勝戦会場のあの一体感は感動的です。女優さんたちが皆本気でトレーニングしたんだろうなあ・・・と感心しながら観ました。(アンケートより)

Vol.164 「愛について、ある土曜日の面会室」
(レア・フェネール)

2013/10/17
・言葉足らずというか説明不足?なのか、序盤は話のなりゆきを追うのにちょっと苦労してたのが、キャストがいいからでしょう、人物のひとりひとりがわかってくるにつれて、「人間って、どこでも変わらないなあ・・・」と思えてきて、どの人にも感情移入して観ることができました。(アンケートより)

・ひとつひとつの登場人物の人生が濃厚に迫ってくる感じで、すごく自分が幸せに感じた。(アンケートより)

Vol.165 「天使の分け前」
(ケン・ローチ)

2013/11/15
・ウイスキーを盗むところはドキドキしたけど、ラストはみんなハッピーでよかった。やっぱり映画はハッピーで終わるのがサイコー!!(アンケートより)

・ウイスキーが見せてくれそうな夢?みたいな、気持ちのいい映画でした。尋常な方法では今の暮らし方を変えられないのがはっきりわかる・・・そんな若い人のドンデン返し(笑)。“盗み”といえばそうだけど、まさに“天使の分け前”〜。登場する人たちひとりひとりが好きになれそう?な作品で、楽しかった!!(アンケートより)

Vol.166 「ハッシュパピー バスタブ島の少女」
(ベン・ザイトリン)

2013/12/10
・海にのまれてしまう故郷を思う島の人々、特に子どもたちの強い目に感動しました。(アンケートより)

・少し現実離れした所は多かったが、人の価値観は皆同じというわけではない!ということか?(アンケートより)

Vol.167 「みなさん、さようなら」
(中村 善洋)

2014/1/30
・エンタテイメント(フィクション)として、最後まで楽しんで観ました。(個人的に、主人公の悟くんや友だちのソノダ君のような人たちに囲まれて?この20年ほど暮らしてきているのですが、純粋にエンタメとして観られるようになったことに、歳月を感じたりしています。)色々見せ場を作ってありますが、全体として無理のないストーリーだとも。ただ、団地自体が今となると懐かしい風景でしたね・・・。(アンケートより)

Vol.168 「君と歩く世界」
(ジャック・オディアール)

2014/2/27
・少々荒くて、女性にはつらい内容でした。(アンケートより)

・シャチに両足を傷害されるとか、監視カメラとか、賭け拳闘とか・・・それぞれに一貫性がなく、ストーリーが奇抜すぎて感情移入しづらかった。(アンケートより)

Vol.169 「カンパニーメン」
(ジョン・ウェルズ)

2014/3/14
・アメリカのリストラ事情を描いているのですが、外国の映画を観ているという気がしませんでした。(「実業」が「虚業」にのっとられて、「人間」の値打ちがどんどん低く見積もられるようになっている今の現実は、どこの国でも共通のものなのだと。)群像劇はもともと好きですが、この作品のキャストも本当に良かった。(アンケートより)

・ひとりで子育てしながら失業して、子供に泣かれたことがあります。そのお陰で国家資格を取り、現在に至っているので、この作品の登場人物たちの焦燥感や不安は他人事ではない感覚を覚えながら見終わりました。(アンケートより)

Vol.170 「あの頃、君を追いかけた」
(ギデンズ・コー)

2014/4/24
・40年も以前の中に舞い戻ったというか、僅かばかりせつなさが残った。傷つけた人への思いもその時に戻り、何故か自分の哀れさを感じられた。(アンケートより)

Vol.171 「もうひとりの息子」
(ロレーヌ・レヴィ)

2014/5/29
・チラシでざっと眺めたとき、「この物語は一体どういう結末にするんだろう・・・」って本気で興味がわきました。これほど深刻な「とり違え」を、どうやって乗りこえるのか・・・。でも、実際に映画をみているうちに、作り手が描こうとしているものは、もう少し違ったことのような気がしてきました。「人は理念で動くわけではない」「事実というものの力は大きい」いろいろなことを考えましたが、あのラストにはやっぱり驚きました。先々、決してラクな道じゃあないと思うのですが、それでも確かにあれは自然な結末のような気もします。人間は本当にオロカな生きものだと私は思うことが多いのですが、それでも人間ってスゴイ!!と思いました。(アンケートより)

Vol.172 「25年目の弦楽四重奏」
(ヤーロン・ジルバーマン)

2014/6/25
・当ホールで観た中でベスト・オブ・ベスト。賞レースにからんでないのが全く不思議。脚本、演出、名優たちの演技を堪能しました。(アンケートより)

・音楽を扱った映画は、時によって退屈で嘘くさいものもありますが、今回のものは非常によくできていて面白かったし、最後に感動もしました。(アンケートより)

Vol.173 「いとしきエブリデイ」
(マイケル・ウィンターボトム)

2014/7/30
・美しい光の映像と、登場人物たちの優しいもの言いのおかげで、終始心地良く(退屈もせずに)観ていました。あのヒロインが、あまりにがまん強い、いいお母さんなのに驚きましたが、彼女の行動は(私も子どもが小さかった頃の自分を思い出して)無理もないと思うので。子どもにも母親にも優しくて、子育ての手間や経済事情を手助けしてくれる人なら、実はどんな人でも構わないと私自身が思っているからかもしれません。ラストの海辺では、男性が実の父親でも、そうでなくても別にかまわないような気がしました。(アンケートより)

Vol.174 「アルマジロ」
(ヤヌス・メッツ)

2014/8/23
・ドキュメンタリーということもあってか、今までに観た戦争映画と比べて、何というかからっとしてました。その争いの意味も、終わらせる方法も、誰も知らない。彼らに対して賞賛も批判もできない、そんな難しさ。最初は無邪気な素人でしかなかった彼らの顔が半年で兵士に変わること、そして皆が再び戦場へと戻っていくことに衝撃を受けました。彼らの戦争と、我々の願う平和が地続きであることを考えずにはいられない作品でした。(アンケートより)

Vol.175 「東京難民」
(佐々部 清)

2014/9/26
・明日は我身のような身につまされる思いがしました。今の日本は、ひとたび職を失うと住む所もなくなり、生活に窮するという格差社会。かつてだったら友達や周囲の人が手を差し伸べてくれたのに・・・。こんな社会でも、もがきながら生きていき、明日の社会に希望をみいだしていく主人公に、日本の未来を託したいと思います。(アンケートより)

・あたりまえの日常が、どんなに幸せなことか、改めて考えさせられました。(アンケートより)

Vol.176 「レイルウェイ 運命の旅路」
(ジョナサン・テプリツキー)

2014/10/24
・「赦し」とは、人にとって大きな生きるための課題だと思いますが、こんな話があったとは映画を見るまで知りませんでした。(アンケートより)

・日本軍の行った残虐行為を赦すまでに、どれだけ苦痛があったことか、私たちの想像をはるかに超えることだったと思う。(アンケートより)

・日本人として観ているとつらかったですが、目を閉ざしてはいけないと思いました。男性陣も良かったですが、やっぱりニコール・キッドマンには魅せられました。(アンケートより)

Vol.177 「この道は母へとつづく」
(アンドレイ・クラフチューク)

2014/11/27
・久しぶりのロシア映画で感動しました。私は50年前にエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」をその画面の切り取りかたに深く感銘いたしました。それ以来、深く印象に残った作品です。(この映画は)ラストシーン、日本なら母と会って涙の再会で終わりとなるところですが、母が登場する一歩手前で、少年の身繕いや表情だけで、その期待感を表したところが、この監督のすごさだと思いました。(アンケートより)

・半分以上汚れてしまった大人の世界なのに、子供の穢れのない瞳と、突破口が嬉しかったです。(アンケートより)

Vol.178 「ワン・デイ 23年のラブストーリー」
(ロネ・シェルフィグ)

2014/12/12
・ロンドンの通りの風景がとても美しかった。映画の音楽もとても良かった。男優さんがとてもステキだった。悲しい結末は見ていてもつらかった。感動する作品でした。(アンケートより)

・景色が素晴らしい。そして、メンド臭い二人だ。(アンケートより)

・一度大阪で観ていますが、今日又観て印象が変わりました。もう一度観られて、本当に良かったです。(アンケートより)

Vol.179 「海と大陸」
(エマヌエーレ・クリアレーゼ)

2015/1/18
・“観光”という光と影にある難民問題の根深さを考えさせられました。楽しさの影で悲しんでいる人がいるかもしれないということを心に留めておきたいです。法に裁かれることを恐れながらも、難民の家族をかくまった主人公らの家族の勇気は、凄いと思います。(アンケートより)

・グローバルな格差と貧困など 、今日的な人類の課題を真っ向から描いていて、素晴らしい。映画でした。(アンケートより)

Vol.180 「明りを灯す人」
(アクタン・アリム・クバト)

2015/2/28
※岡林立哉さんによる馬頭琴コンサート付き
・単体では上映会が成立しにくい作品だったので、高知在住の馬頭琴奏者、岡林立哉さんの演奏とのコラボレーション企画でした。また、180回の記念上映会でもありました。美術館ホールがトイレ改修のため使えないので、自由民権記念館に会場を移しての上映となりました。タイトルから、風力発電を扱った自然派志向の映画かと思っていましたが、エコの要素は薄く、朴吶な主人公が経済開発の波に呑みこまれる悲運の物語でした。(主催者)

Vol.181 「ブルーバレンタイン」
(デレク・シアンフランス)

2015/3/17
・“アメリカ映画”らしいのか・・・。“愛の終わりと誕生が重なりあうラスト”というのが悲痛だったからつらい。希望が欲しかった。(アンケートより)

・悲しい結末に悲しい気持ちになりました・・・。久しぶりにひとりで映画を観る時間ができて来ました。確かに、この結末は予測しませんでしたのでびっくりしました。こういうのもあるのですね。(アンケートより)

Vol.182 「悪童日記」
(ヤーノシュ・サース)

2015/4/24
・昔、原作を読んだ時、ア然とした記憶があり、映像化したらどうなるんだろうと思いましたが、映画はあの小説をそのまま伝えているのが感じられて、再度あの物語に出会うという体験をし、考えさせられました。(でも、あのおばあさんは小説よりも好きです。)(アンケートより)

・戦争の非情さがよく現れていたが、母親との別れ、父親との別れの心情が解らない。何であんな形になったのか理解できない。(アンケートより)

・悪童日記の小説を、昔3冊読みました。映画を観て思い出しました。ラストシーンが心に残ります。結婚をして初めての一人映画館でした。デビューして良かったです。名もない彼らを愛しく思います。(アンケートより)

・言葉を失う。生きぬくために、聖書に学んで行動した!というのか・・・。(アンケートより)

Vol.183 「おやすみなさいを言いたくて」
(エーリク・ポッペ)

2015/5/27
・プロローグとエピローグで描かれる、 テロに向かう女性たちの儀式、体に巻かれる爆弾の恐ろしさに圧倒される。特に、最後の女の子は主人公の娘と同い年ぐらいのいたいけない少女。その悲劇を前にして、主人公はカメラを向けることができない。大義の名のもと、信仰を利用して、弱者を喰いものにする世界(大人)の残酷さが鮮烈だった。(主催者より)

Vol.184 「ある過去の行方」
(アスガー・ファルハディ)

2015/6/23
・もつれまくった糸をほどいていくような映画だった。ラストは少し予想外。幸せなのか、子供たちは幸せに育つのか・・・でも、魂の救済の映画なのかも。(アンケートより)

・愛の深さについて考えさせられました。その後について、心の整理はこれからの課題です。香水の香りがしました。(アンケートより)                       

Vol.185 「世界の果ての通学路」
(パスカル・プリッソン)

2015/7/24
・学校への通学と言うと、いたって日常的なはずだが、猛獣のいる草原を横断するとか、山岳地帯を越えて行くとか、馬で通うとなれば非日常の冒険的出来事となる。それでも学ぶことを放棄せず、“遠路はるばる”を日常化してしまう子供たちの健気さ、たくましさが素晴らしい。(主催者より)

Vol.186 「唐山大地震」
(フォン・シャオガン)

2015/8/27
・スピルバーグも絶賛したそうですが、素晴らしい画面の連続で感銘しました。何より、地震で引き裂かれた母と子供二人の32年とその人生のドラマ性が本物です。この年で、正直何度も泣かされました。(アンケートより)

・人間の力ではどうにもできない天災の悲惨と、その後も続いていく人生をどうやって街も暮らしも心も再生していくのか・・・阪神淡路地震を体験した日が思い出された。(アンケートより)

・映画をみてこんなに泣いたのは初めてです。2011東北と重なるのは今もつらいが、ヒロシマ・ナガサキとも重なり、最後の碑はオキナワのそれと重なり・・・。(アンケートより)

Vol.187 「私の少女」
(イ・チャンドン)

2015/9/11
・う〜ん、「私の男」を思い出しました。同胞というか、孤独な魂が引かれあうというか・・・。風景が高知っぽかった。土佐清水みたいな景色が多かったです。(アンケートより)

・何か色々なこと(搾取、寒村での有力者、子供の遺棄、児童虐待、同性愛者への偏見等)を詰め込みすぎ。(アンケートより)

・少女は悪知恵を使いセルフヘルプし、所長も(怪物)を放置できなかったけれど、バキム不法労働者は顔が腫れあがるほどの暴力を受けた上、留置所につながれて、いったいどうなるの?(アンケートより)

Vol.188 「パプーシャの黒い瞳」
(ヨアンナ・コス=クラウゼ/クシシュトフ・クラウゼ)

2015/10/21
・知らなかったポーランドのジプシーの人々。その中での言葉。時代が何度も前後するのはわかりにくかったけど、後半はスムーズに入ってきたのはなぜだろう。悲しい終わりかただったが“現実”・・・。(アンケートより)

・とても素晴らしい映画でした。1シーン1シーンすべて絵画のようでした。音楽も、映像も、もちろんストーリーも全てに感銘を受けました。この上映会がなければ、知ることのない作品だったと思います。(アンケートより)

・伝統の大切さと残酷さ。何と言っていいのか? 考えさせられる映画でした。確かにパプーシャは一度も詩を書いていない。(アンケートより)

Vol.189 「ウェイバック -脱出6500km-」
(ピーター・ウィアー)

2015/11/27
・シベリアやモンゴルを旅行した身では、この旅が映像以上にいかに過酷であったか想像できる。人間の意志の強さ、協調性の大切さなど、よく描かれていたと思う。(アンケートより)

・見ていて大変な状況で疲れました。よくまあ4人も生きて逃れたものだと、感動しました。俳優さんで知っているのはコリン・ファレル(「アレクサンダー」「トータルリコール」)だけでしたが、今回の映画はキャラが立っててなかなか良かったと思います。(アンケートより)

・思ったよりも見応えがありました。体力の低下から旅を諦めたスミスが、ヤヌシュの言葉により再び歩き出し、2人が肩を並べて歩く姿に“巡礼”という言葉が思い浮かびました。(アンケートより)

Vol.190 「ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」
(マーク・バートン/リチャード・スターザック)

2015/12/17
・ひつじのショーンを好きで、いつもテレビで見ています。映画の内容も良かったです。楽しい時間でした。(アンケートより)

・上質のアニメだねー。英国はきっちりまじめにふざけるという感じで、気持ちいいあと味です。(アンケートより)

・小学2年男子の孫に見せたかった(きっとよろこぶ)けれど、この日では来られませんでした。長く、ちょっと疲れました。大人向きではない?(アンケートより)

Vol.191 「ターナー、光に愛を求めて」
(マイク・リー)

2016/1/27
・ターナーの絵と、彼の人生のあまりにも違うイメージに驚きました。奴隷船のことがそんな最近まであったことも知らなかったし、ターナーがそれを絵に描いていたことも知らなかった。女王のひとことで評価が180度転換する、これにもびっくり。ターナーはあまりにも早く生まれた天才だったのだと知りました。(アンケートより)

・ターナーと彼を見守り続けた2人の女性が素晴らしかったが、大芸術家とはああも我ままなものかとオドロイた。(アンケートより)

Vol.192 「サイの季節」
(バフマン・ゴバディ)

2016/2/26
・予備知識がないと難しい映画で、人物の設定も混乱し、時系列に戸惑いました。作品の真価が、深く理解できませんでした。(アンケートより)

・かなり重たい内容でした。愛することは何なのか考えさせられる内容でした。また、難解なところが所々あり、1回の鑑賞では理解できませんでした。(アンケートより)

・何かすごい映画。実話だなんてひどすぎる。映像がすてき。水のシーンが好き。カメ、馬、サイ、鳥、犬、ネコ、いろいろ出てきたけど、何でかわからない。あと1回か2回はみないとわからない。でもすごい。(アンケートより)

Vol.193 「エール!」
(エリック・ラルティゴ)

2016/3/29
・3か月くらいのストレス、抜けました。ステキ〜。Mamaいいですね。仏の高畑淳子?? 久しぶりに笑ってさわやか、すっきり感動した映画でした。(アンケートより)

・感動しました。フランス映画ならではのおかしさと、家族愛とそのわずらわしさと、いろいろ入り交じってよかったです。(アンケートより)

・わたしは、映画の初めの方の、お父さんが村長選に立候補するとき、耳が聴こえなくて何が悪い、オバマのハダの黒いのは大統領になるのには関係ない、耳の聴こえないのもそれと同じ、「障害」は個性、ということばに心ひかれます。そのとおりなのです。(アンケートより)

Vol.194 「MUD」
(ジェフ・ニコルズ)

2016/4/28
・それぞれのストーリーを細かくひろってて、最後まで先の読めないストーリーで、大変面白かった。(アンケートより)

・一途な愛を信じていた少年が、裏切られるも、離れていてもそこには愛があるという新たな価値観を見つけ成長する過程がていねいに描かれていて素晴らしかった。(アンケートより)

・悪者になっている裏に真実の愛が隠されている。無償の愛というものを見られて、感動とともに考えさせられました。(アンケートより)

Vol.195 「独裁者と小さな孫」
(モフセン・マフマルバフ)

2016/5/20
・これほど情のある映画と思わなかった。憎む事が分からない国に生まれたので、本当の意味の理解は難しいと思うが、負の連鎖は止めてもらいたい。(アンケートより)

・どうしたら負の連鎖を止められるか…亡命している身で、それでもこういう理想? 希望! 夢??を描いていることに感動しました。映画自体は、そのユーモアや「大統領」の“いいおじいちゃん”ぶりのためか、“圧政をしいた冷酷な独裁者”に見えないせいで、ちょっと困惑させられた自分です。それがこの映画の良さだとも思うのですが。(アンケートより)

・「復讐の連鎖では何も解決しない」と言った彼のような人はどれだけいるのだろうか? ラストの孫が踊るシーンは印象的でした。(アンケートより)

Vol.196 「サンドラの週末」
(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ)

2016/6/29
・最初(前半)はサンドラの腰がすわらなくてイライラしましたけれど、最後はトテモ良かった。反対した人もそれぞれ事情があるので、責められません。身につまされる思いでした。復職はできなかったが、半数の人が支持してくれたことは彼女の今後の生きる支えとなることでしょう。

・監督とM・コティヤール主演なので、期待して観にきました。コティヤールはうまいなあ。休職前の人柄が、同僚の態度に出たのでしょうね。主任の「誰が言った?」の言葉が気になるところ。色々あるけど、前向きにがんばらなくちゃと思えました。(共にアンケートより)

Vol.197 「ベル&セバスチャン」
(ニコラ・ヴァニエ)

2016/7/28
・国境の風景が、私には想像もつかない程美しかった。また、人間と犬の情愛がひしひしと伝わって、観た後が清々しかったです。

・前にレンタルDVDで見てたのですが、その時も内容・音楽がすばらしく3回見ました。でも、スクリーンで見たくて来ましたが、やっぱり美しくて雄大な自然の美しさはすごく良かったし、何回見ても心があたたかく、気持ちが優しくなる映画です。多くの人に見てほしいです。(共にアンケートより)

Vol.198 「無伴奏」
(矢崎 仁司)

2016/8/23
・同時代を生きた若者がどう描かれるのか、とても興味がありました。生きる重たさをかかえ、乗り越え、今どんなミドルエイジを生きるのかを問われている私たちです。同時代感がすごくリアルでした。

・少女の複雑な内面と若さゆえの暴走、そして成長。18才の女の子にはヘビーすぎる状況の変化。音楽でなく、プロット自体に伴奏ありすぎと思いました。長いので疲れましたが、良かったです。

・素晴らしい! 見事な時代風景描写、聴き慣れた名曲の数々と共に稀有で卓越したストーリーにぐいぐい引き込まれました。体当たりの演技陣もすごいですね。(共にアンケートより)

Vol.199 「アクトレス」
(オリヴィエ・アサイヤス)

2016/9/27
・邦画・・日本の女優たちの演技の物語でも、世代の移り変わりのドラマチックで美しい物語はいくつかありましたね。今回の物語は、今40年の仕事を退職し、少しストレスレスな生活をしている私には遠くも感じられましたが、人生を考える時、ジュリエット(マリア)の思いがとても身近に感じられました。心理と外の世界の悠大な描写の対照がすばらしく、「ヘビ」の表現のあの光景、大きな自然の流れはとても感動的でした。「舞台」を映画として見せる終章の表現もすてきです。

・女優さんたちが皆良かった!!(特にクリスティン・スチュワートは、この人の本領発揮という感じ。)こういうヒリヒリした感触をなんと言ったらいいのかわからないけれど、「雲の蛇」の美しさも含めて、しばらくは忘れられない映画になりそうです。(共にアンケートより)

Vol.200 「ヒマラヤ杉に降る雪」
(スコット・ヒックス)

2016/10/23
・大変良い映画でした。会話、情景描写の抑えた表現、ハツエを演じる工藤夕貴の瞳の美しさは、彼女の日本人としてハリウッド女優を生きる決意や意識の深さ、演じることへの愛を感じます。法廷シーンのどんでん返しも、深い感動がありました。ハツエが夫の見ているそばでイシュマエルをハグする場も、とても深いものを感じました。

・老化のせいか、初めはストーリーの全体像がわかりにくくて困ったけれど、ようやく内容に入ることが出来てからは感慨が深まりました。ラストシーンの、雪の中をひとり歩いて去るイシュマエルの背中が胸に迫り、心情が切なくて記憶に残るものとなりました。(共にアンケートより)

Vol.201 「シャトーブリアンからの手紙」
(フォルカー・シュレンドルフ)

2016/11/16
・戦争の無慈悲を思う。それぞれ懸命に生き、愛する人達を無差別に死に追いやる残酷さ。歴史上、多くの中で行われた。こんなことはもういい加減にやめることだ。死を前にあんなに覚悟ができるとは・・・。

・多分、史実であろう。あってはならない、人間の悪の歴史である。静かに淡々と描かれていたが、心をゆさぶる大きな感動はなかった。とは言え、人類の恥部を真摯に取り上げた秀作であるとは思われる。(共にアンケートより)

Vol.202 「すれ違いのダイアリーズ」
(ニティワット・タラトーン)

2016/12/16
・観た後のさわやかさ!! 教えることが未熟なソーンと生きることが不器用なエーン。2人とも懸命にひたむきに子どもに向かう姿が清々しい!! 東南アジアの映画を初めて観ました。

・ソーン先生、ちょっとイタいけどザ・ピュアで、アジアにもステキな映画があるのでもっと知りたい。夜の映像も美しかった。これぞハート・ウォーミングです。

・タイでこの映画を観たことがあったので、また観られて嬉しかったです。私はこの映画のモデルとなった水上学校に行ったことがあるので、とても懐かしかったです。(共にアンケートより)

Vol.203 「イングリッド・バーグマン -愛に生きた女優-」
(スティーグ・ビョークマン)

2017/1/20
・I・バーグマンはレジェンドです。父が大ファンで、バーグマンの新作が上映されると仕事の友人と一緒に見に行ってたそうで、いつも立見の超満員だったそうです。私は「ジャンヌ・ダルク」(テレビ)を見ました。スーパースターの上を行く、まさにレジェンドですね。

・イングリッドの人格も含めて、人間としての魅力が伝わった。
・なんて豊かで美しく、華やかな人生!(共にアンケートより)

Vol.204 「好きにならずにいられない」
(ダーグル・カウリ)

2017/2/21
・ハッピーエンドかと思って見ていたので切ないラストに哀しくなったが、エジプト旅行に出たフーシはこれから少しずつ変わってゆくのだろう、とも思えたので良かった。

・オタクの気持ち悪さ(一般的に)より、心優しく一番人の痛みを理解できるフーシに慈悲の心を感じました。容赦ない大人の子供じみたいじめの中で耐えるフーシ。躁鬱な(?)な彼女とのこれからを曖昧にした終わり方がステキでした。余韻が残りました。(共にアンケートより)

Vol.205 「ニュースの真相」
(ジェームズ・ワンダービルト)

2017/3/17
・結局、あれは真実だったのか、ガセだったのか? 真実だったから潰されたんですよね。

・時の権力におもねるメディアは自己崩壊する。最後まで斗うものは美しく、時がその真実の姿を語る。日本でも沖縄返還の密約報道の記者の件、松本サリン、そして今も起きているかもしれない。(共にアンケートより)
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